033 週報:約束があれば、生きてゆける(6/15~6/21)


6月15日
朝、買い物(食材)してから職場へ。
(今週は連勤だけれど、ぜったいに食事は自炊するのだという決意)
乾物屋さんで黒ばらのり(味噌汁に入れる)を買った。あとで調べたら栄養が豊富なのりだそうな。味もおいしい。



6月16日
日課の体操。メニューを再考し、紙に書きだした。身体をまんべんなく動かせ、種目の移りかわりがスムーズで(フローヨガ的な)、じぶんの好きなポーズでできる体操が理想。



6月17日
海がよく夢にでてくるなあ。今日の海はきれいだったけれど深さがわからずこわかった。

電気料金やガス料金の節約について考える。
新電力、ちらっと調べたけれど安くなるのかわからない。ガスは、お湯を使うのを控えると節約になるというけれど、毎日湯船につかるわたしには無理だなあ。
できることは、むだに電気を使わない。料理するときは鍋底から火がはみでないようにして、蓋をする。それくらいか…

仕事帰り、スーパーへ。
なかなか着かないなあ。思いながら道を曲がったら想定とはちがう景色。ありゃ。道を行きすぎた…(だいじょうぶか、じぶん)



6月18日
仕事を開始し、こりゃ今日は残業かな… という量だったけれど、1分でもはやく帰ろうと全力で取り組んだ。そしたら定時までにぶじ終了。じぶんスゴイ。



6月19日
大学の卒業単位が足りないのでは? とおそれおののく夢もよくみる。起きがけ、ああ、わたしはもう大学を卒業してる、ほんとうによかった… と安堵する。


言わないこと、やらないことがじぶんを救うこともある。
能力があるからといって、その能力をタダで提供しなくてもよいのだ。



6月20日
今日、うれしいことが。
先々週、自宅にハガキが届き、なんだろ? と思ってみてみると、最近お世話になっている美容師の方(Kさん)が来月退職するという知らせが書いてあった。とてもショックだった。わたしはいま髪を伸ばしている最中なのでKさんには前髪しか切ってもらったことがないのだけれど、髪が伸びたらKさんに全体カットをしてもらおうと心に決めていたからだ。Kさん、スタイリスト歴は浅く、ものすごい接客技術があるわけでもないのだけれど、わたしは好感をもっていた。
そして今日、もうKさんにお会いできるのは最後かな… と思いつつ前髪カットへ。美容室に着くやいなや、ハガキ届きましたか? とKさん。聞くと、結婚を機に実家のある山形へ帰るのだそう。そして山形でも美容師をつづけると。わたしはてっきり(あんまりお客さん来ないから、いやになって辞めるのかな…)(美容師の労働環境に嫌気がさしたのかな…)(先輩のスタイリストにいじめられたのかな… Kさん若いし)なんて憶測していたものだから、拍子抜けだった。結婚おめでとうございます。じゃあ(全体カットをするときは)山形に行こうかな? なんて言っていたら、ほんとうにそうしようと思えてきて、最終的には連絡先を交換した。
髪を切るために山形まで行くなんてめずらしい話だけれど、わたしはこういう約束ができてとてもうれしい。こういう約束って、(大げさだけれど)生きるモチベーションになる。



6月21日
覚悟はしていたものの、国民健康保険料の通知を見て愕然とした。このままでは、遅かれ早かれ最高限度額に達してしまうのではないだろうか…
なんとか手を打ちたいと思い「文芸美術国民健康保険組合」に加入できないか電話で問い合わせた。「文芸美術国民健康保険組合」は「文芸・美術・著作活動に従事しており、組合加盟の各団体の会員」である個人事業主が加入できる組合だ。組合員になると保険料が収入にかかわらず一定額になる。
できればこの組合に加入したい、けれど校正業は「文芸・美術・著作活動」に値しないのではないか… と思い電話をかけてみたのである。答えはやっぱりYES。校正業は創作活動にあたらないので、加入できないとのこと。まあ、そうですよね… 仰るとおりでございやす。
となると、わたしに残された選択肢は?
無茶ではあるけれど、創作に関連する事業をあらたに展開し、利益を得ることだ。今後のじぶんに期待。


(つづく)