必要なもの
① PC
② 目玉クリップ
③ レシート(など収支がわかるもの)
流れ
帰宅する
↓
お財布からレシートを取り出し、目玉クリップで留め、PCの近くに置いておく
*古いレシートが手前側になるよう留める
↓
時間があるときに、PCで作成した「ひとりっ子. オリジナル家計簿」にレシート記載の金額を入力する
「ひとりっ子. オリジナル家計簿」とは?
Excelなどの表計算ソフトでかんたんに作成できる、たいへん簡素な記録シートです。
(わたしはApple製のNumbersというソフトで作成しました)
作成したものは、すぐにアクセスできるようPCのデスクトップに置いておきます。
◎解説
① 家計簿の作成期間は入金日〜次の入金日の前日
まとまった入金(お給料や報酬など)がある日を区切りにして家計簿を作成します。
たとえばお給料日が毎月25日である場合は、5月25日〜6月24日の区切りでひと月の収支をまとめます。
このようにすると、収入と支出の関係がシンプルに把握できる(気がする)のでおすすめです。
② 曜日は自動入力されるようにしておく
Excelでは「m/d(aaa)」などの日付用の書式設定をしておくと「5/25」と入力するだけで自動で「5/25(水)」に変換してくれます。
(Numbersではデータフォーマットのタブから「日付と時刻」を指定すると曜日が自動入力されます。金額を入力するセルには「通貨」というデータフォーマットを使いましょう)
③ 項目はかんたんに
レシート記載の店名を入力しましょう。購入したものをひとつひとつ入力すると、疲れてしまう(=続かない)からです。
そのお店で購入したものが一つだけの場合は、その品名を書いてもいいですね。
④ クレジットカードなどの後払い決済を使ったときは、使った日付で支出をつける
❌ カード会社から代金が引き落とされる日
⑤ 収支のまとめもかんたんに
収入と支出のそれぞれの合計金額はSUM関数を使って計算しましょう。
最後に[総収入金額]−[総支出金額]をして、ひと月の収支を出します。
家計簿は日記代わりにもなる
何年も家計簿を続けたことで、思いがけないメリットがありました。
それは、家計簿が日記代わりになっておもしろいということ。
1年以上前の家計簿を見直すと、
- この日は職場にお弁当を持っていくのを忘れて、売店でお昼ごはんを買ったな〜
- 職場にいた〇〇さんに贈り物を買ってる。〇〇さんが退職したのはこの時期だったか〜
- ネットで買った靴のサイズが合わなくて、送料払って返品してる〜
- 〇〇さんに会うために、ふだん乗らない電車に乗ってる〜
など、じぶん自身にしかわからない出来事、その出来事をきっかけにうまれた切実な感情(うれしい! ラッキー♪ かなしい どん底 くやしい etc…)を思い出すのです。
そして、そのときのじぶんといまのじぶんとがぜんぜんちがうことに気づく。
せっせと作りつづけた家計簿は、ずっと変わらないことなんてないと、教えてくれるのでした。
「歩きつづけてるから大丈夫」
家計簿を見返すたびに、そんな声が聞こえてきます。