039 週報:仕事・帰省・束の間のオアシス(7/27~8/16)


7月27日
ここ最近、安物買いの銭失いを何度かやらかしている。しばらく自分を責め(無駄にした金額でどれほど食料が買えたかなどと悶々と考える)、けれど責めても埒が明かないので、次は失敗しないように対策をノートに書く。書きながら、やっぱり妥協ってよくない、と思う。
妥協がよくないのは、物だけでなく人もだな。妥協して誰かと付き合うとか…



7月28日
夕方スーパーへ。スイカが目に入り、すごく食べたいと思ったけれど、果糖を控えているので、買わず。家へ帰って、ああスイカ…食べたかった…と悔やむ。



7月29日
夢にナスが出てきたので、市場で長ナスを買った。

ひさびさの深夜残業。ノンストップで仕事をする。
帰り、夜道を歩いていたら腕を虫に刺された。とてもかゆいし、すごく腫れた。



7月30日
変化したように見える人が、じつはあんまり変化していない。変化していないように見える人が、じつはすごく変化している。のかもしれない。



7月31日
一昨日の深夜残業の疲れが、尾を引いている。ぐったりしながら、シンクやトイレの掃除をする(今日のToDoリストに書いてあったので)。

食生活を変えたら(砂糖・小麦粉・乳製品・植物油断ち)、味覚がするどくなったようで、いつも飲んでいる黒豆茶の甘さを鬱陶しく感じるようになった。いまあるぶんを使いきったら、買うのはやめよう。



8月1日
カクテルパーティー効果がよわい自分は、あちらこちらから聞こえる話し声がはっきりと耳に入るので、校正をしているときは耳栓が欠かせない。愛用の耳栓は、モルデックスのメテオ(Sサイズ)。
(→ 8月10日 耳の穴の入り口にニキビのようなできものが。 耳栓のしすぎですね…)



8月2日
もくもくと仕事。業務終了後に社員に報告すると、たましいが吸いとられたような顔をしていると言われた。



8月3日
自分がやったことは正しかったのだと、ずいぶん後になってわかることがある。物事には時間差がある。



8月4日
オクラをたくさん入れた味噌汁。えぐみがすごくてつらい。仕事もつらい。



8月5日
自分がなにを言うか(言わないか)は大事だ。ぜんぜん関係ないと思っていた人が、自分の言葉を聞いていたりするからだ。

仕事中、寝不足のせいか頭痛が。文字が頭に入らない。泣けてくる。
家に帰ったら花火の音。きょう、恋人ができた人は何人いるのかな、と思う。わたしも十年以上前、花火大会のときに告白されたことがある。あのときのうれしさは、今でも鮮明に覚えている。
(けれどその恋愛は泥沼と化し、うまくいかなかった)



8月6日
すごく広い部屋。の夢。ベランダがコの字になっていて、きれいな海を見渡せる。いまわたしはとんでもなく狭い部屋に住んでいるのだけれど、未来、こんな部屋に住むのかしらん。

仕事帰り、アーケードを通ったら、七夕祭り。人混みから逃げるようにして帰る。



8月7日
なにもかもがいやな気分。なにもしたくない。ぐったり。



8月8日
遅く起きて、とりあえずこの、鬱鬱とした部屋をなんとかするのだ、と掃除。
家にあるもので、蒸しキャベツとごま塩おにぎりを作る。食べて、すこし元気。



8月9日
気合いで仕事。



8月10日
誰かを助けようとする夢をみた。
豚肉とナスとかぶの葉としめじの炒めもの(味つけは塩と黒酢だけ)を作る。おいしい。



8月11日
やさしい男性が夢に出てくる。
(たぶん昨日、韓国ドラマをみたから)



8月12日
実家へ。
母と一緒に昼食を作って、祖母と3人で食べる。母は最近、牛乳寒天を作るのにハマっているらしい。

ペットボトルのお茶をひさびさに飲んだら(冷蔵庫にあったので)、おいしくないな、と思った。
常飲していたころは、そんなふうには思わなかったけれど、自分で作ったお茶しか飲まなくなってからは、ペットボトルのお茶がまずく感じられるようになった。これからは出先でも手作りのお茶が飲めるように(茶葉を持参するとか)工夫しよう。



8月13日
朝食を食べ(母がおくずかけを作ってくれた。わたしが小麦粉を控えているので温麺はなし)、お墓参りへ。お墓は混んでいた。
その後、買い物をして(もうすぐわたしの誕生日なのでいろいろ買ってもらう)、お昼は回転寿司。夜はカレー。



8月14日
母の用事に付き合って区役所へ。ひまつぶしに手にとった若林WALKERがおもしろい。気になるお店は切りとってノートに貼った。
用事を済ませ、区役所を出ようとしたところ、ゲリラ豪雨。周りにいた人たちも、あらあ、どうしましょう…という感じで立ちつくしていた。目の前にいたおじさんが「こんなの聞いてないよ!」と鼻息荒く言ってきた。

なんとか区役所から脱出し、六丁の目にある「手打ちそば 草太」へ。コシのある太い十割そばがおいしく、お腹がいっぱいになった。




8月15日
秋保大滝へ。ものすごい晴天だけれど、気温もすごい。滝つぼまでかなりの距離を歩かねばならず、母は途中で脱落。わたしはどうしても滝の水にふれたかったので、ひとりもくもくと進む。

苦労の先にはオアシス。噴流する水が足を冷やす。わたしは、海や山よりも滝つぼが好きだなあとしみじみと思った。
オアシスも束の間、顔を真っ赤にして来た道を戻る(帰りは上り)。

その後は秋保ヴィレッジにある「アグリエの森」という販売所で味噌などを買い、母に自宅マンションまで送ってもらった。



8月16日
帰省中の日記を書いたりして過ごす。
帰省中にふだん食べないものを食べたせいか、身体がむくんでいるので、熱々の湯船に入り、汗をだらだら流した。


(つづく)