5月30日
先週に引き続きふたたび小松菜の塩漬けをつくる。が、なんだかおいしくない。前回おいしかったのは、小松菜そのものがおいしかったからなのだと気づく。立派で茎が甘い小松菜だった。今回のは小ぶりだった。
前回の週報でウソつきまくりの人生うんぬんと書いていた。それを読み返してふと思い出したことがあって。大学4年生のとき、わたしは就活がうまくいかず、市だかどこかの団体だかの就職支援窓口に相談しに行ったんですね。そこで履歴書の書き方を相談していて、わたしが「自分自身のことを書くとダメな気がして…」とごにょごにょ言ったら、相談員の方から「〇〇さん(わたしの名前)のことを書かずに誰のことを書くの?」とやさしく問われたんですね。わたし思わず泣いてしまって。
わたしはずっと自分自身のことについてちゃんと書きたかったんですね。だから今こうしてブログを書いているともいえますね。
5月31日
大雨。
愛読している大嶋信頼さんのブログで
「心の傷がある人は、心の傷によって感覚麻痺が起きてしまって『自分の感覚が信じられない』となっているから『誰かに自分の感じていることを確かめてほしい』となる」
とあって、そうなのよ〜!とめっちゃ共感した。
わたしは誰かからひどいことを言われたりされたりしたときに、怒りや悲しみを感じつつも、その感情が正当なものなのか信じられなくて、もしかして自分が間違ってるかも?と思ってしまうんですね。で、間違ってないよと言ってくれる人を探しつづけてしまう。
6月1日
休日になるとスイッチが切れたかのようにぼーっとしてしまうわたしですが、ぼーっとしながら部屋の掃除をし、事務作業などをし、夕方になって晴れてきたのでランニングしに行った。
6月2日
基本外出はおっくうだけれど、風にあたるのはほんとうに気持ちいい。
お茶の井ヶ田で試飲した緑茶がおいしかった。ちょうどいい濃さ、ちょうどいい温度。
6月3日
チンゲンサイの塩漬けもつくってみる。クセがなくて食べやすいかも。
BOOTHでグッズづくりに励む。
ショップはこちらです。
6月4日
かつおぶしっておいしいなあ。ごはんにかけるだけでおいしい。
ランニングは走りすぎないのが続ける秘訣ですね。そのほうが健康的だし。
(正直ランニングって健康に良いとはそれほど思っていなくて(負荷が大きいし、夏は暑いわ冬は寒いわで)、むしろウォーキングのほうが健康に良いよなと思いつつもやっぱり走ると気分が晴れるので続けているんですね)
前回の週報に引き続きこのブログでのおこづかい稼ぎにご執心なわたくし。投げ銭ボタンなるものをつくってみました。プロフィールページにも置いています。
6月5日
北欧の映画「湿地」をみる。
いや〜とんでもなく暗いですね。北欧のさむざむしさ、じめじめ感、だだっ広くて途方もない感じがアジアの映画にはない寂寥感をいだかせますね。でもこの暗さは嫌いじゃない。
しかしエーレンデュル刑事役の俳優、シブすぎませんか。年齢的にはわたしの親世代、あたまもM字に禿げあがっていますが、仮に自分が娘だとしても好きになってしまうのではと思うほどかっこよかったですね。彼が映画のなかで娘を悪党から守ろうといろいろ行動するのですが、わたしもあんなふうに守られたい…と思いながらむかえる朝でしたよねえ…(昼夜逆転)(でも彼と娘には確執があるんだろうなあ…)
6月6日
仕事。集中したので疲れた。
バドワイザーを飲んだ(けど、翌日むくむわ寝起き悪いわでもう控えようと決意する。味も水っぽいし)。
6月7日
橋本治の『親子の世紀末人生相談』を読む。
1985年の本ですが、人の悩みって今も昔も変わらないですね。
恋愛できない、モテない、友達がいない、人が怖い、いじめられている、人生がむなしい、結婚生活が破綻している、不倫している、子どもをかわいく思えない、子どもがひきこもりだ、職を転々としている、太っている、ハゲている…
けれどそれぞれの悩みに対して、橋本氏はハッとするような回答をするんですね。質問者がなにを隠しているかを見透かす。そのシビアで愛ある回答は彼自身の人生がどれほど苦悩に満ちていたかを物語っているように思えます。
(つづく)