017 相手を選んで話す


最近やってよかったこと:

  • 自分がだれかに話したいと思ったことを
  • ただそこにいるからという理由で「そのへんにいる人」に話さず
  • だれに聞いてもらいたいかをよく考え
  • その人に(機会を見計らって)話した

思いのほか幸福感を得られたので、こうやって記事にしています。


話がすこし逸れますが、わたしは人からえんえんと話を聞かされやすいタイプです。

(相づちマシーンと化し、ひたすらふんふん言う。こちらから質問しなくても相手の話題は尽きないふしぎ・・)



そんなわたしでも、自分の話も聞いてもらいたいなと思うときがあります。

じゃあ、だれに聞いてもらおう?
目の前のえんえんと話しつづける人はもちろん聞く耳もたず、です。

そもそも落ち着いて考えると、自分の話ばっかりする人に自分の話、したくないですよね。

ということで、あるときわたしはよく考えました。

〈いま自分がだれかに話したい話題A〉は、Bさんに話してみようかな?

Bさんなら話が通じて、お互いにとって悪くない雰囲気だろうと。

そう決めたのです。

とちゅう、まあ、この人でもいっか・・とお目当てのBさんではない、だけどわたしが話しやすいCさんが目の前に現れ、あやうく口を開きそうになりましたが、思いなおしてやめました。

やめて正解!

なぜならBさんに話したら、ほんとうによかったからです。



(またまた話がすこし逸れますが)

わたしがもっと若いときは、ディープなことを話せば相手におもしろがってもらえるなんて思っていましたが、
話すという行為がどんなかたちであれ自分の心をさらす行為だと自覚した今は、
かんたんに自分の心を相手に触れさせないよう気をつけています。

  • それはほんとうに人に話す必要があるのか?(言ったあと後悔するわたし。しょっちゅうです)
  • 話すならだれに話すのか?

だまっていることがかえってむつかしい時代(コピーライターの糸井重里さんが仰ってました)に、自分の心を守る重要性をひしひしと感じるこのごろです。