7月14日
たまたまYouTubeでデザイン系の学生の子が学祭パンフレットを作っているのを見た。
それがものすごくちゃんと作っていて(朱入れとか校正までやってる)、けれど入稿したあとに納得のいかない修正指示がきたらしく、ショックを受けてる…という感じだった。
その様子を見て、元校正者として心が痛かった。
制作者の苦労も知らず入れた自分の指摘が、こんなふうに相手を傷つけていたのかもしれないなと。
7月16日
この無職期間にほんのすこしだけ外貨収入があり、けれど会計処理がわからないので税理士の方に相談した。
外貨売上の処理については解決し、そのほか個人事業主あるあるの悩み(インボイスとか)を話していたのだけれど、その税理士の方が個人事業主は不安定だけど「自由」ですよ、と言い切っていたのが、なんとなく心にひっかかった。
たしかに、時間に縛られないとか仕事を選べるとか上司がいないとか、そういう自由っぽい条件はあるけれど、ほんとうに「自由」なのだろうか。逆を言えば事業主ではない労働者はほんとうに「不自由」なのだろうか。
7月17日
郵便局に行ったら短冊が飾られていて、それぞれ読んでみると「健康でいられますように」「彼氏できますように」「合格しますように」「商売がうまくいきますように」という個人的な願望ばかりだったのだけど、唯一幼い子どもの字で「みんないいきもちになったらいいな」と書いてあり、うんそうだよね、、と思った。
7月18日
なんかノートにメモした言葉(何を見てメモしたのかは忘れた)。
「早く終わらせなきゃって思う緊急なタスクと自分の人生を幸せにする重要なタスクはちがう」
7月20日
三ツ矢サイダーをひさびさに飲んだ。おいしいけど甘い。
近所でお祭りがあり、桑田佳祐の「明日晴れるかな」が流れていた。いい曲。
手帳系の動画を見てメモした言葉。
「怖いのは自分の目標じゃない他人の目標を書いてそのままそれをやって自分が望まない人生に爆進していく」
7月24日
ベランダでセミが仰向けになっており、「し、死んでる…(;´д`)」と思ったが、手脚がピクピク動いており生きていることが判明。ネットで調べると自力でうつ伏せには戻れないらしく、放置するとそのまま餓死するだとか。どうしよう…と思い、逃し方をネットで調べ、靴べらの先にティッシュをつけ、そのティッシュにつかまってもらって逃すことにした。しかしセミ、ティッシュをつかんだが飛ぶことはできずそのまま真下(下の階のベランダ)に落下。ああ。
前回のブログに書いたけれど、部屋に謎の低周波音が響いている件について。
マンションの管理人さんに相談し、発生源と思われる受水槽付近の調査を頼んだのだが、「見回りでは異常ない。あなたからしか苦情はきていないので対応は難しい」と言われてしまい、しかし音がとても不快だし、今まで鳴ってなかった音なので何か原因があるのではと思い、今度は管理会社に直接電話した。そこでも同じように「あなたからしか苦情は言われていない。管理人の見回りでも異常は報告されていない」と言われ、クレーマー扱いされた。すごく悔しくて、でも泣き寝入りはしたくないと思って、せめて調査だけでもしてほしいと食い下がった。
結局「はいはい、わかりましたよ」みたいな感じで電話は切られ、ああ、ダメか…と思っていたのだけれど、1週間くらい経った今日、管理人さんから話しかけられ、調査したら雑俳水槽のポンプが故障していてモーターが空運転しておりそれで異音が鳴っていた、〇〇さん(わたし)の耳は正しかったです、申し訳ありませんでした、と謝罪をされた。ポンプは交換するらしい。
「〇〇さんの耳は正しかったです」と言われ、わかってもらえた安堵感、しかしそれまで信じてもらえなかった怒り、自分の感覚への確信(自分の耳のよさ)などいろんな感情が湧き上がった。
信じてもらえないことっていちばん傷つくなあと思った。でも泣き寝入りしなくてよかった。
(つづく)
091 セミとの死闘(7/14〜7/24)

